商品バーコードから口コミにアクセス! KDDIのARアプリ、バージョンアップで連携機能を実装

KDDIの無料ARアプリSATCH VIEWER

同アプリは、KDDIが提供するスマートフォン向け新感覚ARコミュニケーションツール。アプリを使って身近なアイテムをスキャンするだけで、様々なARコンテンツを楽しむことができる。

 

今回発表された最新バージョンでは、商品情報や口コミ情報を投稿・共有できるコミュニケーションサービス「ものトーク」との連携を実現した。これにより、商品パッケージに印字されたバーコード(JANコード)から、ユーザーの口コミ投稿やキャンペーンなどに手軽にアクセスできるようになった。

 

考察

このサービスがユーザーの満足する価値提供はできないのではないかと思う。

まずSATCH VIEWERだが、第一にアプリの評価がとても低い。

評価が5段階中1.9という低評価。口コミも酷いやARカメラが使えないなど根本的な商品の価値が低いことが多く書いてあり、連携をはかる以前の問題であるように感じた。

ものトークにおいても同じことが言えそうな内容だった。

軽く商品を調べてみたが、口コミがついている商品は、有名どころや新商品のようなものばかりで、情報量が圧倒的に不足しているように感じた。

口コミコメントもTwittertono連動のため、短く、内容の薄いものばかりで、気軽に読むことはできるが、情報を欲して見るユーザーには大して行動を誘発するようなことにはならないだろう。

様々なマーケテイングで数字を改善させることはもちろん可能だろう。

まず、両社アプリとも、良い口コミを増やすことで、本質的ではないものの、一時のDL向上や使用率を高めることが可能だろう。

アフィリエイト広告で宣伝し、認知度とCV率を上げることも可能だろう。

Youtube広告で使用法や内容を動画で流すことでも認知度とCV率の向上を狙えるだろう。

しかし、本質的なサービスを高めていかない限り、定着し、使い続けてくれるユーザーはいないだろう。

結局は各々のサービスの質を高めるところから始めないと、人は増えない、良い広告も作れない、広告費も稼げない、稼げないから本来のサービスの質を高めていくこともできない、このように成長も頭打ちになってしまうように私は感じた。

 

参照:商品バーコードから口コミにアクセス! KDDIのARアプリ、バージョンアップで連携機能を実装:MarkeZine(マーケジン)