Instagramの「アクションボタン」が日本で導入開始!飲食店の発見~予約までをアプリ上で完結
レストランなどを発見し、予約までを、Instagram上で完結
Instagramは10月2日、ビジネスプロフィールから利用者のアクションを促すツール「アクションボタン」を日本国内に導入した。また国内初のパートナーとしてぐるなびと連携し、「レストラン予約システム」の提供を開始した。
これにより、ぐるなび加盟店のうちネット予約機能を利用している飲食店は、10月23日以降、順次Instagramのビジネスプロフィールにアクションボタンとして、「席を予約する」ボタンを追加できるようになる。同ボタンを利用者が押すと、ぐるなびの予約ページに遷移し、そのまま飲食店を予約することができる。
考察
Instagramは月間アクティブユーザーを2000万人抱える巨大なSNSツールであり、20代〜40台までが特に多く、20〜30代はその中でも女性と男性の比率が6対4と女性ユーザーが多いことが分かっている。
このことから若い女性に向けた洒落たカフェやおしゃれな外観や内観、見た目も凝らした料理を作るようなまさしくインスタ映えできるようなレストランなどは支持を受けCVを促すことができるだろう。
そしてこういったおしゃれな外観や内装、料理などはInstagramの最大の強みである鮮明な写真で視覚的に訴えていく事に非常に向いている。
現在はスマホでの通販など増えているなか、さらには商品レビューや感想などをInstagramといったSNSで情報を得て、検討し購入するという若者が増えている中でこのようにInstagram一個で紹介から検討予約や購入までの流れを一括で行えることは、離脱率を下げ、CVを上げていく大きな要因となるだろう。
この取り組みによりInstagramはぐるなびを経由して登録を促しアクティブユーザー上昇に繋げることもできる。(ぐるなびの月間ユニークユーザー6500万人)
ぐるなび側は食べログという強力な競合(ユーザー数が少なくみて約一億人)にこれ以上さがつけられないためにもInstagramで新たな予約システムの構築などで対抗するだろう。
更には食べ物などのインスタ映えするような商材は若者ならほぼ間違いなくインスタに写真をのせてくれ広告をうつことなくお店側も宣伝できてしまうだろう。
予約というCVだけでなくInstagramにのった写真を見て直接お店に来るというCVも獲得可能だろう。
Instagramを生かしきれれば双方に多くのメリットをもたらすにちがいない。